その7.踊りにおける創造を定義してみる。
創造工学を研究し始めて早3年。
僕の敬愛する数学者、岡潔先生のお言葉をお借りして創造を定義してみる。
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踊りにおける創造は、音の情と通い合う瞬間の鋭い喜びから始まる。
情には本来的に「彩りや輝きや動き」があり、情無しには踊りは成り立たない。情は「私」に固執した「心」とは違い、いとも容易く「私」の手元を離れる。情は「音と踊りが本来的に持つ世界そのもの」が「自己表現よりも遥かに豊かで魅力的である事」に気付かせてくれる。創造にとっての大事は、情の融通を礙る一切(自我)を取り払う事であり、そうする事で人は、
「自分の入力した覚えの無いものが出力される」
を経験する。その経験の事を創造と定義してみる。
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まだまだ小豆は進化中です。
またソロショーしたいなぁ。笑
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